今朝も砥石を水に浸けて手道具準備のルーティン。朝からノミ3本を研いだ。片刃(刃が斜めの事)を治す為に、荒砥石で面を出してから、中砥石→仕上げ砥石と進む。やはり研ぎは難しい、研ぎは一生だ。
■木挽き
木挽とは木を製材する人の事。建築材、家具材、建具材など木を使う為には丸太から製材する必要がある。その職人が「木挽き」と呼ばれていた。木には癖がある。木にも人と同じように育ち方がある。木は生きていて、木は伐った後でも生きている。呼吸をし、伸び縮みを繰り返しながら、人に使われ、生き続ける。だから使う側は上手に木を使うべきだと思う♪そんな木の育ちや癖を見て、伐ってからも寿命を百年でも二百年でも延ばす技術を持っているのが、「木挽き」という職人とその技術。木挽きとは木を挽くと書く。挽くとは鋸(のこぎり)で切ること。ちなみに「挽く」と「引く」は同義です。調べると「引く」の方が古くから使われていたらしい。
「木引き(=木挽き)」という言葉は、江戸時代初期に書かれた「愚子見記」という法隆寺大工の家に伝わる書物で、14世紀中頃に生まれた言葉だったと記してある。それ以降は「小引、木びき、木引」など書かれ方は様々だけれど、建築の工人(こうじん)として現れてくる。1300年代かぁ、700年以上前に誕生したのが木挽という事が分かったのであります。



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